黒酢ダイエットのサプリメントは効果なし

なぜ黒酢ダイエットのサプリメントに痩せる効果があると言われているのでしょうか。

黒酢ダイエットのサプリメントの効果については、クエン酸(酢酸)がそのカギとなる成分です。

よって、クエン酸にダイエット効果がなければ、黒酢ダイエットも効果なし、ということになります。黒酢ダイエットの効果を詳しく解説します。

黒酢ダイエットとは?

黒酢ダイエットとは、黒酢を飲んでエネルギー代謝を上げるダイエット方法です。

黒酢ダイエットといっても、黒酢にもカロリーがあります。黒酢を飲んでカロリーを摂取すれば太るはずなのに、黒酢がダイエットになる理由。

それは、黒酢に脂肪を燃焼させる効果がある(と言われている)からです。

なぜ黒酢を飲むと脂肪が燃焼するのかと言えば、黒酢に含まれているクエン酸(酢酸)にダイエット効果があると信じられているからです。

黒酢のダイエット効果について

黒酢のダイエット効果はクエン酸に由来するものなので、クエン酸に本当にダイエット効果があれば、黒酢にもダイエット効果があると言えます。

しかし、クエン酸のダイエット効果が嘘なら、黒酢ダイエットも効果がないダイエット方法だと言えるでしょう。

もし黒酢ダイエットに効果がなければ、逆に、黒酢を飲んでカロリーを摂取した分だけ太るとも言えます。

黒酢ダイエットは本当に効果があるのでしょうか?

黒酢ダイエットの効果は上に書いた通り、クエン酸(酢酸)に由来するものです。

そこで、クエン酸のダイエット効果について書いていき、黒酢ダイエットの効果が本当なのかを解説します。

黒酢のクエン酸(酢酸)の効果

まず、黒酢のクエン酸ですが、これは俗に疲労回復に効果があると言われている成分です。

ちなみに、黒酢もお酢の一種であり、お酢の酸味成分は酢酸です。だから、黒酢の主成分はクエン酸ではなく、酢酸です。

しかし黒酢ダイエットでクエン酸という成分がよく言及されるのは、酢酸を摂取すれば体内でクエン酸に変わるからです。

要は、「酢酸=クエン酸」であり、クエン酸の効果を得たいだけなら、わざわざ黒酢を飲まなくても、家庭にある普通のお酢を飲んでおけばよいわけです。

話が脱線しましたが、(黒酢ダイエットのクエン酸の効果に関する世間一般の認識として)クエン酸の効果はエネルギー代謝を上げることだと言われています。

クエン酸がエネルギー代謝を上げる効果を説明するには、エネルギー代謝の中心的なシステムである、クエン酸回路について解説する必要があります。

人が利用できるエネルギーは、あなたもご存じの通り、糖質と脂肪とたんぱく質(アミノ酸)です。いわゆる三大栄養素、カロリーの摂取源ですね。

これらの三大栄養素をエネルギーとして利用するには、まず、生体のエネルギー通貨と呼ばれている「ATP」に変換する必要があります。

なぜなら、三大栄養素(糖質、脂肪、たんぱく質)は、直接、そのままの形では体がエネルギーとして利用できないからです。

体が利用できるエネルギーの形はATPなので、三大栄養素をまずATPに変換することによって、体はエネルギーとして利用できるようになります。

ATPは次の過程で生成されます。

1.三大栄養素からアセチルCoAを生成。
 ↓
2.アセチルCoAがクエン酸回路に入る。
 ↓
3.アセチルCoAがクエン酸回路で酸化され、ATPが合成される。

上記3のクエン酸回路の酸化過程は、次の通りです。

「アセチルCoA+オキサロ酢酸 ⇒ ※クエン酸 ⇒ cis-アコニット酸 ⇒ イソクエン酸 ⇒ オキサロコハク酸 ⇒ α-ケトグルタル酸 ⇒ スクシニルCoA ⇒ コハク酸+ATP ⇒ フマル酸 ⇒ L-リンゴ酸 ⇒ オキサロ酢酸」

「オキサロ酢酸」がクエン酸回路の最初と最後にありますが、これが「回路」と呼ばれるゆえんです。

結局、三大栄養素が変化した「アセチルCoA」以外は、少しずつ形を変えながら最後には元の形(オキサロ酢酸)に戻り、クエン酸回路をぐるぐる循環しているだけです。

単純化すると、「アセチルCoA(三大栄養素)⇒ATP」となります。

上記のクエン酸回路の2番目に「クエン酸」がありますが、そのクエン酸を直接補ってしまおう、というのがクエン酸ダイエットです。

これだけ見れば、クエン酸ダイエットは非常に効果的なダイエット方法に思えます。

しかし実際には、クエン酸ダイエットでは痩せないのです。

クエン酸や黒酢はダイエットに逆効果

実は、クエン酸ダイエットはエネルギー代謝を活性化させるどころか、エネルギー代謝を低下させてしまいます。

クエン酸を黒酢で補ってもダイエットに逆効果なのですね。

なぜクエン酸ダイエットが逆効果になってしまうのかというと、補ったクエン酸がブドウ糖と脂肪酸のエネルギー代謝を妨げてしまうからです。

要は、クエン酸を補うことで、食品で摂取した糖質(ブドウ糖)の燃焼効率が低下したり、体脂肪の燃焼効率が低下したりするのです。

もっとわかりやすく言い換えれば、クエン酸を飲むことで一時的に基礎代謝が低下する、ということです。

一時的の具体的な時間は、クエン酸を摂取してからクエン酸の血中濃度が上がっている数時間の間です。

クエン酸を補うと、クエン酸の血中濃度が数時間程度の間上がり、この間は解糖系(クエン酸回路とは別のエネルギー代謝システム)のエネルギー生産を抑制します。

また、脂肪酸(体脂肪がアセチルCoAに転換される前段階=エネルギー源)がクエン酸回路に入るのを抑制します。

よって、クエン酸(黒酢)の摂取は、体のエネルギー代謝のシステムである解糖系とクエン酸回路の両方において、エネルギー代謝を低下させるように働いてしまうわけです。

黒酢サプリメントはダイエット効果なし

以上の通り、黒酢サプリメントにはダイエット効果がないだけでなく、逆に基礎代謝を下げてダイエットの効率を低下させてしまうわけです。

もし黒酢サプリメントにダイエット効果を期待しているなら、全く意味がないのでやめておいた方が無難です。

意味のない黒酢サプリメントを飲むより、酵素ドリンクを飲んでエネルギー代謝の効率を上げた方が、大きなダイエット効果を期待できます。

上のクエン酸回路の説明で、クエン酸回路によってATP(生体のエネルギー通貨)が生成されると書きました。

このクエン酸回路で「アセチルCoA+オキサロ酢酸 ⇒ クエン酸 ⇒ cis-アコニット酸 ・・・」とオキサロ酢酸が各種成分に転換される過程で、毎回酵素が必要になります。

しかし、加齢によって体内酵素量が減少していれば、クエン酸回路におけるエネルギー代謝の効率が低下してしまいます。

これが、加齢と基礎代謝低下の関係です。

体内酵素量とエネルギー代謝の効率には関係があります。

体内酵素量が減ればエネルギー代謝の効率が低下しますが、逆に、酵素を補えばエネルギー代謝の効率が上がります。

酵素を補ってエネルギー代謝の効率(基礎代謝)を上げるのが、酵素ダイエットです。

ただ、酵素ダイエットには注意点が1つあります。糖分と水で薄められた酵素量の少ない酵素ドリンクを飲んでも、十分なダイエット効果が得られないということです。

酵素ドリンクは優光泉酵素のような、酵素原液100%の製品でないと、十分なダイエット効果は期待できません。