産後痩せない原因は3つ。間違ったダイエットを正せば痩せる

もし産後に痩せないのなら、考えられる原因として次の3つが挙げられます。

1.二人目の育児でないか?
2.ミルク育児でないか?
3.骨盤ベルトでダイエットをした気になっていないか?

これらについて具体的に説明しつつ、産後ダイエットを成功させる具体案を解説します。

産後に痩せない原因は何?

まず、「産後に痩せない原因」を簡単に理解できる具体例を掲載します。下の体験談を読み、なぜ痩せないのかを想像してみてください。


産後全く痩せないことに悩んでいます。一人目は特にダイエットもせず妊娠前の体重までスムーズに落ちたのですが、今回二人目はなぜか体重が落ちてくれません。

出産後7キロは体重が落ちましたが、あと6キロが全く落ちないのです。

無理なダイエットはしたくないので足痩せ運動と腹筋、お風呂上りに足にクリームを塗ってマッサージする、骨盤ベルトを付けるなどのダイエットをしています。

骨盤矯正にもずっと通ってますが、体重は変化なしです。

ちなみに、途中から母乳の出が良くないのでミルク育児に切り替えました。

産後痩せない原因は何で、どうすれば痩せるのでしょうか?


あなたには、痩せない原因が何なのかわかりますか?

二人目の産後は痩せない人が多い

産後痩せない場合に「二人目の出産は特に痩せにくかった」という人は多いです。一人目はスムーズに痩せたのに、二人目は痩せないことが多いのです。

なぜ二人目の産後は痩せない人が多いのでしょうか?

一人目の出産後は子育てが未知の体験であるため、必死で育児を行います。育児方法が何もわからないため、余裕がなくて必死に子育てをするのです。

仕事と違って、育児に休みはありませんよね?

おむつを替える、ミルクをあげる、お風呂に入れる、よだれかけや服を替える、抱っこする、あやす、寝かしつけるなど。その合間にご飯も作らなきゃならない…。

だけど、二人目の産後はどうでしょうか。一人目と違って育児の要領はだいたいわかっています。適当に手を抜いても育児をやっていけるようになります。

要するに、無駄な動きがない分、育児で費やす消費カロリーが少ないのです。

一人目は何に対しても全力でやるので、無駄にカロリーを消費して痩せやすい。だけど二人目は要領を知って適当に手を抜けるのでカロリーを消費せず痩せない。

二人目の産後が痩せないのはこのような理由があるのです。

産後にミルク育児で痩せない理由

ミルク育児の産後ダイエットが痩せない理由は、授乳による消費カロリー(350kcal/日)を期待できず、授乳する人より産後ダイエットが不利になるからです。

「産後6ヶ月は痩せやすい」と一般的に言われていますが、正確には「授乳中は痩せやすい」のです。

産後6ヶ月以内でもミルク育児なら授乳による消費カロリーを見込めないため、痩せないわけです。

産後ダイエットで母乳なのに痩せない場合

母乳で産後ダイエットしても痩せないなら、それは明らかに摂取カロリーが過剰になっています。

いくら授乳で消費カロリーが1日350kcal増えると言っても、それを上回るカロリーを摂取していれば痩せないのです

授乳で赤ちゃんに母乳を与えていれば、ミルク育児よりお腹がすく傾向にあります。そのような状態で、本能のままに食べたいだけ食べていれば痩せないです。

赤ちゃんが母乳をたくさん飲んだらその分だけママの消費カロリーも増えるので、水分をしっかり取るなど母乳の出を良くするように工夫するのも産後ダイエットの1つの方法ですね。

産後の骨盤ベルトは痩せない

産後に骨盤ベルトを付けるのは常識ですが、実は骨盤ベルトは痩せないので、産後ダイエットには何の役にも立ちません。

もし産婦人科で骨盤ベルトを勧められたとしても、無駄にお金を捨てることになるだけなので骨盤ベルトは購入しないことをお勧めします。

もちろん、ネットの広告で骨盤ベルトを見かけても、無視した方が良いでしょう。

骨盤矯正は痩せないので注意

骨盤矯正に関係するのは全て痩せないダイエット方法です。骨盤ベルトだけでなく、エステや整体、接骨院の骨盤矯正もダイエット効果は皆無です。

「骨盤を矯正すれば痩せる」と主張するのは、骨盤矯正の商品販売業者(広告を請け負うテレビやラジオも含む)、エステや整体、接骨院の関係者だけです。

医学界では骨盤矯正のダイエット効果は完全に否定されています。

まず、骨盤は動かない組織なので矯正が不可能なこと。次に、仮に骨盤の位置が変わったとしても、それを原因として痩せやすくなるしくみは体に備わっていないこと。

ちなみに、高須クリニック院長(医学博士)も、骨盤矯正のダイエット効果を完全否定しています。

産後ダイエットを成功させる具体案

今まで書いてきた通り、産後に痩せない場合に考えられる原因は、

1.二人目の育児の場合は、育児に慣れて体を動かす機会が減り、消費カロリーが少なくなったこと。

2.ミルク育児の場合は、授乳による消費カロリー(350kcal/日)を見込めず、産後ダイエットでよく言われる「痩せやすい期間」がない状態であること。

3.骨盤矯正(骨盤ベルトなど)が痩せると信じ、「骨盤ベルトさえ付けていれば痩せる」と油断して本当に必要なダイエットをしていないこと。

これらの3つが考えられます。

しかし、もっと根本的な痩せない原因を明言すれば、摂取カロリーが過剰になっているから痩せないのです。

ここで、産後ダイエットを成功させる具体案を提案してみます。

もし育児に慣れて体を動かす機会が減ったなら(消費カロリーが減ったなら)、育児の合間に家事を積極的に行って体を動かすことも産後ダイエットの一手段です。


・床磨き=176.4kcal
・風呂掃除=176.4kcal

・料理や食材の準備・片付け(歩行)=94.5kcal
・料理や食材の準備(立位,座位)=63kcal
・皿洗い=81.8kcal

・洗濯物を洗う、しまう=63kcal


上記は家事1時間当たりの消費カロリー(体重60キロの場合)ですが、産後ダイエットで定番のストレッチ(94.5kcal)より消費カロリーは多いです。

また、ミルク育児でも授乳中でも体重が減らないなら、1日摂取カロリーと1日消費カロリーが均衡しているので体重が減らないわけです。

よって、1ヶ月くらい体重が減らないことを確認したなら、今より摂取カロリーを減らしていくように食事制限を行っていくべきです。

体重が減らないのは「基礎代謝が低い」という原因も考えられるので、その場合は酵素ドリンクなどで酵素を補うのも効果的な産後ダイエットにつながります。