むくみ解消方法を徹底解説

むくみ解消方法で真っ先に思いつくのがマッサージでしょう。足のむくみを解消させる方法として、マッサージの情報は世の中にあふれています。

しかし、マッサージにむくみを解消させる効果が全くないとすれば・・・。

その他のむくみを解消させる方法としては、むくみ解消サプリやむくみを解消させるお茶、むくみに効く食べ物などがあります。

これらのむくみ解消方法で効果が一番高いのはどれでしょうか?

むくみの解消方法を徹底解説します。

むくみにマッサージは効果なし

むくみの解消にマッサージをしても効果はほとんどありません。

むくみ解消のマッサージといえばリンパマッサージを指しますが、リンパマッサージはむくみには効果がないのです。

リンパマッサージとはリンパ液を流すマッサージのことですね。

体にリンパ液が停滞することがむくみの原因(と信じられている)であり、そのリンパ液を流すために行うマッサージです。

なぜ、むくみがマッサージで解消しないのかと言うと、リンパ液はマッサージでは流れないからです。

リンパ液をマッサージで流すことができない理由を少し説明します。

リンパ液はリンパ管を通って全身を流れています。しかし、体にはリンパ液を強制的に流すしくみがありません。

血液が心臓のポンプ機能で強制的に流れるのとは対照的です。(血液は心臓を出て心臓に戻るまで、約1分間で全身を一巡りします。)

では、リンパ液はどうやって全身を流れるのでしょうか?

筋肉が収縮する時に、その圧力で流れます。

例えば、歩いたりして足の筋肉を使う(足の筋肉が収縮する)時、筋肉収縮の圧力によってリンパ液が流れます。

筋肉を動かさない限り、リンパ液は流れない。だから、リンパ液は流れにくいのです。

さらに、リンパ液は流れにくいゆえ、重力の影響を受けやすいです。リンパ液は常に上から下へ(上半身から下半身へ)重力で下りて行こうとするわけですね。

だから、顔など上半身はリンパ液が停滞しにくく、逆に足など下半身はリンパ液が停滞しやすいのです。

足がむくみやすいのは、リンパ液が流れにくく(筋肉の収縮がないと流れず)、さらに重力の抵抗を受けて下半身にとどまりやすいからですね。

このようにリンパ液は流れにくいので、むくみはマッサージくらいで解消しません。

足のむくみにマッサージは無意味

足のむくみが気になってマッサージをした場合、マッサージでリンパ液が(上半身の方向へ)多少流れたとしても、重力の影響を受けてすぐに戻ります(足へ下りてきます)。

「足のむくみに対してマッサージを行うとどうなるか?」をイメージしやすいように表現してみます。

まず、横方向に細長いビニール袋に水を半分くらい入れ、それを地面に置いたと想像してください。

次に、ビニールの片側を押して反対側へ水を移動させてください。

手を放すとどうなりますか?水がすぐに戻りますね。

むくみに対してマッサージを行うことは、これと全く同じことなのです。マッサージで指圧しても、はっきり言って意味がないですよね?

さらに、足にマッサージをして多少はむくみが改善したとしても、その効果は数時間程度しか持続しません。

先ほど書いた通り、リンパ液は重力で上半身側から下半身側へ下りてくるからです。

だから、足のむくみにマッサージをすることほど無駄なことはありません。

日中の立ち仕事による足のむくみをマッサージで解消しようとしても、効果は絶対に翌朝までは持続しないのです。

顔のむくみ解消は簡単

逆に、顔のむくみを解消させるのは簡単です。上に書いた通り、リンパ液は重力の抵抗を受け、上半身側から下半身側へ自然に下りて行くからです。

顔のむくみの解消法を一言でいうと、朝起きたら体を起こして、普通に日常生活を開始するだけです。2時間くらいで顔のむくみは自然に解消します。

だから、顔のむくみを解消させるために行うマッサージは無意味です。

朝起きて2時間もすれば勝手に顔のむくみは解消するのに、あえてマッサージを行う意味がないわけです。

エステの施術の1つである顔のリンパマッサージも効果はないですね。元々顔はむくんでいないのに、顔のむくみを解消させようと施術を行うわけですから。

エステもそれ(顔はむくまない部位という事実)を知っててやっているなら、はっきり言って詐欺です。

むくみの原因

むくみの原因をリンパ液に求めてマッサージを行っている限り、むくみは永遠に解消しないでしょう。マッサージはむくみ解消に役立たないのです。

では、本当のむくみの原因は何で、どうすればむくみを解消できるのでしょうか?

本当のむくみの原因は塩分の過剰摂取によって、細胞が水分を余分に抱え込むことです。

人間の体にある細胞の数は37兆個(体重60キロの人)で、1つ1つの細胞が抱える水分量が増えれば、むくみが発生するのは当然のことです。

だから、むくみの解消に必要なことは、細胞から余分な水分を排出させることです。

なぜ塩分の過剰摂取によって、細胞が余分な水分を抱え込んでしまうのでしょうか?

細胞の塩分濃度は常に一定に保たれています。

塩分を必要以上に摂取すると、処理しきれない分は細胞の中に入っていきます。普通に考えれば、細胞の塩分濃度は上がるはずですよね。

そうなると、細胞の生命維持活動に支障をきたすので、細胞が水分を余分に抱え込んで塩分濃度を下げます。これがむくみの原因になるわけです。

むくみの原因が塩分の過剰摂取にあるので、むくみの解消方法は塩分の過剰摂取を改めることです。塩分摂取を控えることが、真のむくみの解消方法なのです。

むくみ解消サプリで効果があるのは?

むくみを解消させるサプリはたくさん出回っていますが、どういうタイプのサプリがむくみを解消させる効果が高いのでしょうか。

基本的に、むくみ解消サプリは2種類あって、メリロートとカリウムのサプリです。

まず、メリロートのサプリは飲まない方が良いです。なぜなら、メリロートの摂取は肝障害につながるからです。

肝障害になれば最終的には肝臓がんになる可能性もあるので、命と引き換えのむくみ解消サプリなど飲まない方がよいわけですね。

さらに、むくみ解消サプリの名目のメリロートサプリが怖いのは、メリロートがEU安全基準の2倍以上配合されている商品もあることです。

日本の厚生労働省はこれを放置していますが(一応企業名は発表された)、他の企業の出しているメリロートサプリはさらに配合量が多い可能性もあります。

次に、むくみ解消サプリの名目でカリウムが配合されているサプリについて。

カリウムには、体内の塩分(ナトリウム)を排出させる作用があります。カリウムを摂取すれば塩分が体外に排出されるので、むくみの解消に役立つわけですね。

だから、カリウムのサプリはむくみの解消に効果があります。

しかし、むくみ解消サプリの名目となると、カリウムだけでなくメリロートも追加配合されている可能性があることに注意が必要です。

メリロートはむくみ解消サプリの成分としてかなり有名だから、消費者へのアピール目的であえてメリロートを追加配合する場合もあるのです。

むくみに効く食べ物

では、むくみに効く食べ物としては何が考えられるでしょうか。基本的には、カリウムが多い食べ物は全て、むくみに効く食べ物だと考えておけばよいでしょう。

カリウムが多い食べ物を摂取して、むくみの原因である塩分を体外に排出するわけですね。

どんな食べ物にカリウムが多く含まれているのかというと、野菜類は全般的にカリウムが豊富です。

だから、むくみに効く食べ物は野菜類全般だと言えます。

例えば、野菜の100g当たりのカリウム含有量を書くと、小松菜(500mg)、白菜(220mg)、キャベツ(200mg)、きゅうり(200mg)といった感じです。

野菜を意識して食べるようにさえすれば、あえてサプリでカリウムを摂取する必要はありませんね。

むくみ解消のお茶の効果は?

むくみを解消するお茶というのは、言い換えればカリウムを摂取できるお茶のことです。

むくみ解消のお茶にはルイボスティーやごぼう茶、とうもろこしヒゲ茶などありますが、カリウムの多い茶葉や食べ物をお茶にしただけの話です。

ここで、むくみ解消のお茶として最強のものを紹介しましょう。

それは、緑茶の玉露です。玉露でお茶を入れると、その抽出液には100ml当たり340mgのカリウムが含まれています。

野菜を食べるのが苦手なら、玉露を飲んでカリウムを補うとよいでしょう。