加圧トレーニングにダイエット効果なし。加圧ダイエットは無意味

加圧トレーニングはダイエット効果がかなり低いので、ダイエットで加圧トレーニングを行おうとしているなら、やめておいた方が良いでしょう。

加圧ダイエットは効果がなく、やる意味がないのです。

また、加圧トレーニングのダイエットには、加圧シャツや加圧パンツなどの関連商品も多数販売されています。

なぜ加圧トレーニングはダイエット効果がないに等しいのか?加圧ダイエットの関連商品はなぜ痩せる効果がゼロなのか?

加圧トレーニングのダイエット効果を詳しく解説します。

加圧トレーニングダイエットとは?

加圧トレーニングは筋トレ法の一種であり、加圧トレーニングをダイエットに利用する目的は基礎代謝を上げることです。

筋トレはきついし、きついトレーニングの割に筋肉がなかなか増えないのが筋トレです。

加圧トレーニングは筋トレより楽なトレーニングで、より効率的に筋肉を増やすために考案された筋トレ法です。

ダイエットには筋トレが効果的だとされていますが、その理由は、筋肉量が基礎代謝量を左右する(筋肉が多いほど痩せやすい体質である)と言われているからです。

加圧トレーニングの効果について

加圧トレーニングの効果は先ほど書いた通り、効率的に筋肉を増やすことです。普通の筋トレよりも楽に筋肉が増えるのが加圧トレーニングの効果なのです。

ただし、加圧トレーニングの効果の良い部分だけが世間では強調されがちですが、加圧トレーニングは危険なトレーニング法でもあります。

だから、加圧トレーニングを行う際には、インストラクターの下で安全に行う必要があります。

加圧トレーニングの効果がいかほどかは、インストラクターの下で正しく行うかどうかによります。自宅で自己流で加圧トレーニング行っても効果がない場合もあります。

なぜなら、加圧トレーニングは間違ったやり方では効果がゼロだからです。

加圧トレーニングはダイエット効果が低い

加圧トレーニングのダイエット効果は想像以上に低いです。

もし水泳やジョギングと加圧トレーニングのダイエット効果を比べるなら、加圧トレーニングのダイエット効果は圧倒的に低いでしょう。

その理由は、そもそも筋トレのダイエット効果が低いからです。筋肉を増やせば基礎代謝が上がる、という考え方から間違っていると言えます。

骨盤ダイエットなどで、コアマッスル(体の体幹部の筋肉)を増やせば基礎代謝が上がる、などと言われることもありますが、あれも間違いです。

筋肉が増えてもあまり基礎代謝は上がりません。

参考までに、筋肉を1キロ増やすと基礎代謝が何kcal増えるのかを書くと、たったの13kcal/日です。そして、筋トレを必死に頑張った場合に増える筋肉量は、1日7gです。

要するに、基礎代謝を13kcal/日増やすために、筋トレを142日も真剣に行う必要があるのです。

加圧トレーニングで普通の筋トレより効率的に筋肉が増えればよいのですが、素人がダイエット目的で加圧トレーニングに通っても筋肉はほとんど増えないでしょう。

素人が加圧トレーニングを行うより、筋肉を増やそうと真剣に普通の筋トレを行う人の方が筋肉が増えやすいということです。

また、加圧トレーニングスタジオに毎日通う、というのも現実的ではありません。

ある加圧トレーニングスタジオは30日通い放題で46000円です。金銭的にも負担は大きいですが、仕事や家事をしながら毎日欠かさず通うのも無理があります。

以上の通り、加圧トレーニングにはダイエット効果をそれほど期待できません。

加圧トレーニングで半年近くかけて基礎代謝を13kcal/日増やすよりも(真剣にトレーニングしないと13kcal/日も増えませんが)、ありふれた有酸素運動をしてカロリー消費する方がはっきり言って痩せます。

例えば、体重60キロの人がジョギングを30分行えば189kcal消費できます。1日30分のジョギングを38日継続すれば1キロ痩せることができます。

しかし加圧トレーニングの場合、1ヶ月や2ヶ月行っても基礎代謝はまだ上がっていません。加圧トレーニングを2ヶ月継続しても0.1キロも痩せないでしょう。

加圧ダイエットは効果なし

加圧トレーニングでダイエットを行うのが加圧ダイエットですが、加圧ダイエットほど効果がないダイエット方法はあまりないでしょう。

すでに加圧トレーニングがダイエットにあまり役立たないことは書きましたが、加圧ダイエットと呼ばれるダイエット方法の中には胡散臭いものが非常に多いです。

要は、加圧ダイエットは「胡散臭いダイエット法の総合商社」とも言えるのです。

例えば、加圧シャツ(着るだけで体が引き締まる)、加圧パンツ(履くだけで下半身が痩せる)などの、いかにも胡散臭い関連商品が多いのです。

加圧トレーニングの効果は、トレーニング箇所を専用ベルトで縛り、血流を抑制させた状況で筋トレを行う時に発揮します。

加圧トレーニングの効果を引き出すには、血液が流れる量を制限するほど、ベルトできつく縛る必要があるわけです。

加圧トレーニングは血流抑制下で行う危険なトレーニングなので、専用インストラクターの下で行わなければ体を壊死させる危険を伴います。

これに対して、加圧シャツや加圧パンツには血流を抑制させるほどの圧力はありません。(本物の加圧トレーニングの場合、専用ベルトで縛れるのは手と足だけ。)

だから、加圧シャツや加圧パンツには加圧トレーニングの効果がないわけです。

にも関わらず、商品名に「加圧」という名称を入れ、いかにも特別な機能を持ち、いかにも特別なダイエット効果があるとうたっています。

全く加圧ダイエットの効果がないのに、商品名に「加圧」と付ける。

言い換えると、「加圧」と名の付く商品は99%が詐欺なわけです。(加圧トレーニングベルトは血流抑制のために手足を縛るベルトなので例外。)

加圧トレーニングのデメリットは?

加圧トレーニングのデメリットは何なのでしょうか。デメリットの1つは先ほど書いた通り、専用インストラクターの下で行わなければ危険なことです。

自宅で自分で加圧トレーニングを行って体を壊死させるなど、冗談にもなりません。

さらに、加圧トレーニングのデメリットをもう1つ挙げるなら、心筋梗塞や脳梗塞など血管が詰まる病気を誘発させることです。

加圧トレーニングを行うことで、血管が破れた、脳梗塞になったなどの事故にあう人も多いです。

はっきり言って、加圧トレーニングは危険度の高いトレーニングなのです。たとえインストラクターの下で行っても、こういったトラブルは避けられません。

特に、心筋梗塞や脳梗塞になりやすい家系の人は、絶対に加圧トレーニングを行わないことです。事故が起こってから後悔しても遅いのです。