水泳のダイエット効果を解説。平泳ぎが効果的?頻度や時間は?

水泳はダイエット効果が大きい運動だと言えます。

その理由は、水泳が有酸素運動としてカロリー消費できるだけでなく、筋トレ的に体を引き締める効果も水泳には期待できるからです。

水泳のダイエット効果を詳しく解説します。

水泳には筋トレのダイエット効果も

水泳がダイエットに効果的な理由の1つに、有酸素運動+筋トレの効果を同時に得られるということがあります。

痩せるだけなら食事制限や他の有酸素運動でも十分ですが、水泳をやる場合は筋トレ的な引き締め効果も期待できるのです。

だから、ただの食事制限などのダイエットで体重を減らすだけより、水泳でダイエットを行うことで全身が引き締まった美しい体を作ることができます。

水泳は脂肪を減らしながら筋トレ効果で体も引き締まるので、比較的大きなダイエット効果を得られる一石二鳥なダイエット方法なわけですね。

ダイエットには平泳ぎが効果的?

水泳の泳ぎ方には平泳ぎやクロール、バタフライなどありますが、どの泳ぎ方が一番ダイエットに効果的なのでしょうか。

まず、平泳ぎはどちらかと言うと下半身を引き締めたい場合に効果的です。足の筋肉を使って水を蹴るので、太ももの筋肉を使って引き締める効果があるからです。

また、平泳ぎは腹筋や腰回りの筋肉も使うので、お腹や腰回りの引き締めにも効果があります。

クロールは肩回りや手足の筋肉、腹筋を中心に使います。だから、肩回りに筋肉を付けつつ、手足が中心的に引き締まります。

バタフライは大胸筋や広背筋を鍛える効果があり、胸や背中に筋肉を付けたい場合に効果的です。

ただ、バタフライは体力を使うので無理に行う必要はなく、クロールや平泳ぎをやるだけでダイエットには十分効果的です。

だから、平泳ぎとクロールを交互でやる感じで、全身の引き締め効果は十分に得られるでしょう。

水泳ダイエットの食事タイミングについて

水泳のダイエット効果を最大限にするための、最適な食事のタイミングってあるのでしょうか。

ダイエットの食事タイミングでよく言われているのは、空腹時に水泳を行った方が脂肪が燃焼するのではないか、ということです。

運動と食事タイミングについては水泳に限らず、ジョギングなどでもよく言われていることですね。

逆に言うと、食事後のタイミングで水泳を行っても脂肪は燃焼しないのでしょうか。

正解を言うと、どっちでも同じです。水泳後にダイエット効果を上げる食事タイミングなど考えなくてよい、と言うことです。

確かに、空腹時に水泳を行った方が脂肪は多く燃焼します。逆に、食事後に近いタイミングほど脂肪の燃焼量は少ないです。

ただし、ダイエット効果で言えばどっちも同じです。

なぜなら、食事タイミングは体脂肪が増減するタイミングを変えるだけであって、最終的な体脂肪の量は水泳や食事タイミングに関わらず全く同じになるからです。

空腹時に水泳で720kcal消費した場合、体脂肪は0.1キロ(100g)減ります。水泳後に食事で720kcal摂取すれば、体脂肪は0.1キロ増えます。

差し引きで言うとプラスマイナスゼロであり、最終的な体脂肪の量は変わらないですね。

逆の場合を考えてみましょう。

先に食事で720kcal摂取し(体脂肪は+0.1キロ)、その後に水泳で720kcal消費(体脂肪は-720kcal)します。

差し引きはプラスマイナスゼロですね。

食事の直後は糖質のエネルギー源が体に多い状態なので、(運動時は糖質のエネルギー源がいく分か使われるので)体脂肪の燃焼量は空腹時より多少、少なくなるでしょう。

だけど逆に言うと、食事後のタイミングに水泳でカロリー消費することで、食事で摂取したカロリーが体脂肪になるのを防いでいるわけですね。

空腹時に水泳するのを「体脂肪が燃焼しやすい」と言うなら、逆に、食後に水泳するのは「体脂肪が付きにくい」と言っても良いわけです。

どっちも屁理屈でしかありません。

ダイエットに関係する要素としては、摂取したカロリーと消費したカロリーだけを考えればよいのです。

食事タイミングでダイエット効果は変わりません。いつでも安心して水泳を行ってください。

水泳を行う頻度や時間とダイエット効果

水泳の頻度や時間に対するダイエット効果、言い換えれば、体脂肪を1キロ減らすために行うべき水泳の頻度や運動時間について考えてみます。

まず、水泳で体脂肪を1キロ減らそうと思えば、水泳でカロリーを7200kcal消費する必要があります。

体重60キロの人を例に挙げれば、1時間当たりの水泳の消費カロリーは平泳ぎで567kcal、クロール(ゆっくり)で441kcalくらいです。

平泳ぎとクロールを均等にやるなら、1時間当たりの消費カロリーの平均は504kcalくらいです。

計算すれば、水泳を14.3時間やれば体脂肪が1キロ減りますね。

1ヶ月を4週間と考えれば、毎回水泳を1時間するとして、週に3~4回の頻度で通えば1ヶ月後に体脂肪が1キロ減ります。

毎回の水泳時間が30分で通う頻度が変わらないから、体脂肪が1キロ減るまでに倍の2ヶ月かかります。

ただ、水泳をしても体重は計算通りに減っていきません。なぜなら、水泳後は食事量が増えてしまうからです。

水泳は比較的ハードな運動なので、水泳をやった後はたいてい食事の量が増えます。水泳で消費した分だけ食事の量が増えて食べてしまうので、体重は減りにくいです。

ただ、水泳をやって体重(体脂肪)が減らなくても、水泳の筋トレ効果は残ります。水泳による体の引き締め効果は、体型をキレイに変えることでしょう。

食事制限なしでも痩せるの?

水泳はやるけど食事制限はしない、というダイエット方法でも痩せられるのでしょうか。

先に結論を言っておけば、かなり厳しいと言えます。

上に書いた通り、水泳後は食欲が増すので食事の量が増えます。水泳をしても今まで通りの食事量ですむなら痩せますが、よほど我慢しないと食事の量は増えるでしょう。

逆に、水泳で消費したカロリー以上に食べ過ぎてしまい、太ることも考えられます。

だから、水泳だけで痩せようとは考えない方が無難です。基本のダイエット方法は食事制限で、体の引き締めのために水泳を補助で行う、という考え方が良いでしょう。

水泳は女性がやれば筋肉が付きすぎる?

女性のダイエッターが心配することと言えば、水泳で筋肉がムキムキになってしまわないかだと思います。

安心してください。競技の練習として水泳をハードにやる人は話が別ですが、女性のダイエッターが痩せる目的で水泳をやる程度では筋肉ムキムキにはなりません。

むしろ、ダイエット目的で女性が水泳をやれば、体がいい具合に引き締まります。

女性の美しい体とは、体脂肪が少ないことだけで語り尽くせるものではありません。体脂肪だけ極限まで減らしていっても、骨と皮だけのガリガリ体型になるだけです。

そうではなく、体に適度な筋肉が付くことで女性の美しい体は形作られるのです。

基本、女性は男性ホルモンが少ないため、筋肉が付きにくいです。だから、女性が水泳をすればちょうど良い具合に体が引き締まるのです。

女性の方も心配せずに水泳をやってください。

水泳のダイエット効果のまとめ

水泳は消費カロリーが他の運動(ウォーキングやジョギング、その他)よりも多く、さらに筋トレ的な体の引き締め効果も狙える優れた有酸素運動です。

ジョギングと筋トレを交互にやろうとしている人なら、水泳だけで両方の効果を得られる一石二鳥の運動です。

特に女性のダイエッターにとっては、水泳の引き締め効果で美しい体作りも目指せます。

ただし、水泳後は食欲が増すので、水泳だけで痩せるのは難しいです。

本格的に体脂肪、体重を減らしていきたいダイエッターは、食事制限をダイエットの主体としておき、水泳は体の引き締め効果を得る手段として考えておきましょう。