腹筋のダイエット効果は低い?腹筋のダイエット方法と効果を解説

腹筋はダイエット効果が高い運動でしょうか、低い運動でしょうか。結論から言えば、腹筋のダイエット効果はかなり低いです。

腹筋の回数とダイエット効果を含め、腹筋のダイエット効果について詳しく解説します。

また、腹筋のダイエット方法として、腹筋ダイエットベルトや腹筋を補助するダイエット器具などを使う方法があります。

これら、腹筋用のダイエット器具の効果もあわせて解説します。

腹筋のダイエット方法は二通り

腹筋のダイエット方法には2種類あり、その1つは上半身を完全に起こす腹筋方法です。

腹筋方法としてはきついやり方だけど、その代わり回数を20回から50回程度と少なめにします。メリットは、お腹の筋肉を鍛えて腹筋を厚くすることができます。

要は、腹筋をダイエット方法というより、むしろ本格的な筋トレの1つとして行う方法です。ただしデメリットは、消費カロリーが少ないことです。

腹筋でもダイエット方法としては効果が低いやり方で、そのためメタボ腹の解消など、脂肪を減らすようなダイエット効果は実感しにくいでしょう。

もう1つの腹筋方法は、体を完全に起こさない代わり、回数を多めに行う方法です。これは、筋トレよりも有酸素運動としての性格が強い腹筋方法です。

腹筋をダイエット方法の1つとして位置付けるやり方となります。

メリットは、回数を多く行う分だけ腹筋の運動時間を長くでき、運動時間が長い分だけ消費カロリーが多くなることです。

要は、外に出てジョギングを行う感覚で運動時間を取り、ジョギングと同程度にカロリーを消費できます。

また、カロリー消費と同時に腹筋も適度に鍛えることができます。

筋肉は強度の筋トレを行うと速筋(筋肉が厚く、持久力はないけど力強いパワーを出せる筋肉)が発達します。

低・中強度の筋トレを行うと遅筋(筋肉は厚くならず、低・中程度のパワーしか出せないけど持久力がある筋肉)が発達します。

1つ目の体を完全に起こす腹筋方法だと速筋が鍛えられ、体を完全に起こさないけど長い時間続ける腹筋だと遅筋が鍛えられます。

それぞれ、ダイエットの目的別にどちらを行うか決めます。

腹筋を割りたい場合は、まずお腹の脂肪を減らす必要があります。お腹の脂肪を減らすことが目的なら、体を完全に起こさないけど長時間行う腹筋が良いでしょう。

お腹の脂肪が減って腹筋がむき出し状態になれば、その時点で本格的に腹筋を鍛えればよいです。この時は、体を完全に起こす腹筋方法が最適です。

腹筋のダイエット効果は低い?

腹筋のダイエット効果はどれくらいなのでしょうか。ダイエット方法の1つとして考えた場合、腹筋のダイエット効果は高いのでしょうか、低いのでしょうか?

実は、腹筋はかなりダイエット効果が低い運動になります。なぜなら、腹筋は消費カロリーがかなり低い運動だからです。

逆に、ダイエット効果が高い運動はジョギング、エアロビクス、水泳などの比較的消費カロリーが高めの有酸素運動になります。

腹筋のダイエット効果が低い理由は、腹筋を行う回数が少ないこと(運動時間が短いこと)に尽きます。

逆に言うと、腹筋を長時間続けられれば、ダイエット効果はそれなりに大きくなります。

例えば、体重55キロの人が腹筋を1回行う消費カロリーは0.51kcal程度。(体を完全に起こす筋トレ寄りの腹筋の場合。)

ひとまず、腹筋を20回ほどやれば「かなりやった!」と満足する人が大半だと思います。その場合(腹筋20回)の消費カロリーは10.2kcalです。

ちなみに、飴1個のカロリーが16kcal程度であり、腹筋20回は飴1個分のカロリーも消費できないことになります。

1時間当たりの消費カロリーはジョギングなら346.5kcal、エアロビクスなら317.6kcal、水泳(平泳ぎ)なら519.7kcalです。(体重55キロの人の場合)

ジョギングを1時間もやってられないと思いますが、15分であれば消費カロリーは86.6kcalで、完全に体を起こす腹筋170回分に相当します。

腹筋を170回もさすがにできないので、それならジョギングを15分やる方がまだダイエット方法としては現実的です。

腹筋のダイエット器具は効果がある?

腹筋のダイエット器具の効果はいかほどでしょうか。

例えば、ワンダーコアのような腹筋を行うダイエット器具の場合、腹筋の負荷を調整する機能が備わっています。

要は、腹筋が苦手な人でも、負荷を軽くして腹筋を行いやすくするダイエット器具なのです。そのため、ダイエット器具なしで行う腹筋よりも効果は低くなります。

どう効果が低くなるのかと言うと、筋トレとして腹筋を鍛える効果が低くなります。だから、ダイエット器具を使う方が、腹筋が厚くなるまでに時間がかかるわけです。

その代わり、腹筋のダイエット器具を使えば、有酸素運動的な腹筋を行うことが可能です。負荷の軽い腹筋を長時間行うことで、ジョギング的にカロリーを消費するわけです。

ただ、腹筋のダイエット器具を使った場合も、負荷を強くして行えば腹筋は鍛えられます。使い方次第で、筋トレ的な腹筋も、有酸素運動的な腹筋もできるわけです。

腹筋のダイエットベルトの効果は?

腹筋を鍛えるダイエットベルトがありますが(EMSのダイエットベルト)、こういったダイエットベルトで腹筋をどれほど鍛えることが可能なのでしょうか。

結論から言えば、腹筋のダイエットベルトはほぼ効果を実感できないレベルのものです。

腹筋のダイエットベルトにはEMS機能がありますが、EMSとは体に電流を流すダイエット器具のことです。自分の意志を無視して、EMS電流によって筋肉を勝手に動かすわけです。

ダイエットベルトの広告には、例えば「巻くだけで腹筋300回相当の効果」などと非常に興味を引く内容が多いですが、お腹の脂肪は全く減らないと考えて間違いありません。

はっきり言って、腹筋のダイエットベルトは効果がないので、購入しても後悔するだけでしょう。

全く効果がないダイエットベルトを買うくらいなら、まだワンダーコアのような腹筋を行うダイエット器具を購入した方がましだと言えるでしょう。

腹筋の回数とダイエット効果について

腹筋をダイエットとして行うなら、回数はどれくらい行うべきなのでしょうか。

筋トレ的に(体を完全に起こして)腹筋を行う場合、1度に50回くらいは行いたいところです。その場合も、消費カロリーは25.5kcal程度と少ないです。

だから、腹筋をダイエット方法の1つとしてとらえる場合は、体脂肪の減り方が遅いので(というより、全く減らないレベルなので)もの足りないと感じるでしょう。

有酸素運動的に(体を完全に起こさずに)腹筋を行う場合、回数は100回~数百回くらいは行いたいところです。

しかし、それでも10分や15分も腹筋をぶっ通しで行えるわけでもないので(つらいから)、ジョギングと同程度にカロリーを消費するのは難しいでしょう。

よって、結論としては、腹筋はダイエット方法の1つとして行う性質のものではない、ということです。

腹筋よりも他の有酸素運動の方が、長く行える分だけ消費カロリーが多いので、体の脂肪を減らしたいなら腹筋ではなく他の有酸素運動を行うべきです。

腹筋が肉体改造に役立つ場面としては、腹筋を割りたい場合でしょう。

キレイに腹筋を割りたいなら、まずは食事制限か有酸素運動を行って体脂肪を減らすことに集中しましょう。

そして、体脂肪がかなり減って腹筋がむき出しになった状態から、筋トレとして腹筋を鍛え始めるとよいでしょう。