お腹のダイエットに筋トレは必要?お腹のダイエットを徹底解説

お腹のダイエットで筋トレ(例えば腹筋など)を考えているなら、お腹痩せにはつながらないので他のダイエットを検討した方が無難です。

その他、お腹のダイエットにはEMSや腹筋マシンなどのダイエット器具、巻くだけで痩せるというダイエットベルト、お腹痩せマッサージなどがあります。

これらでお腹痩せの効果が高いダイエット方法はどれでしょうか?

お腹のダイエット方法について詳しく解説します。

お腹のダイエットに筋トレは必要?

お腹のダイエットに筋トレは絶対必要なのでしょうか。いいえ、必要ありません。むしろ、筋トレはお腹のダイエットに全く役立たないです。

お腹のダイエットとして筋トレでまず思い浮かべるのが、腹筋だと思います。しかし、腹筋でお腹が痩せることはありません。腹筋ではお腹の脂肪が全く減らないからです。

なぜなら、お腹の脂肪も他の部分の脂肪も同じですが、脂肪を減らすためにはカロリーを消費する必要があります。

しかし、腹筋は消費カロリーが少ない運動なので、やっても脂肪が減らないのです。

ちなみに、腹筋1回あたりの消費カロリーは0.51kcal(30代女性の場合)です。腹筋を50回やっても消費カロリーは25.5kcalしか消費しません。

体脂肪換算で3.5gですね。飴1個半分のカロリーしか消費できないのです。

それでは、腹筋以外の筋トレはどうなのでしょうか?

ダイエットで筋トレをする意味は、筋肉を増やすことで基礎代謝が上がる(=痩せやすい体質になれる)ということです。

本当に筋トレで痩せやすい体質を築くことができるのでしょうか?

いいえ、筋トレで増やせる基礎代謝量はわずかな数値です。だから、ダイエットで筋トレをしてもほとんど意味がないのです。

ちなみに、1年間さぼらずに筋トレを継続した場合に増える基礎代謝量はおよそ33kcal/日です。

だから、「筋トレをすれば痩せやすい体になれて、以後はお腹の脂肪が勝手に減ってダイエットなしで楽に痩せられる。」などという幻想は今すぐに捨てるべきです。

お腹のダイエット器具は痩せる?

お腹のダイエット器具と言えばまず、ワンダーコアなどの腹筋マシンがありますね。

まず、腹筋マシンはお腹のダイエットに役立ちません。理由は上に書いた通り、腹筋の消費カロリーが少なすぎるから脂肪が減らないことです。

そもそも、腹筋マシンを使うより自分で腹筋した方が消費カロリーは多いです。

腹筋マシンはダイエット効果を上げるのではなく、腹筋を楽にするための補助器具です。言い換えると、腹筋が苦手な人でも腹筋ができるようにするダイエット器具なのです。

腹筋がお腹のダイエットに役立たないのに、腹筋を補助する(普通の腹筋よりも消費カロリーが少ない)ダイエット器具なんかでお腹が痩せるわけありませんよね。

その他のお腹のダイエット器具には、EMSやダイエットベルトなどがあります。

ダイエット器具のemsでお腹は痩せるのか?

EMSというダイエット器具は、体に電流を流すことで筋肉を強制的に動かすものです。寝ながらEMSを使うだけで運動効果を得られる、というダイエット器具がEMSなのです。

しかし、EMSのダイエット効果は非常に小さく、正確に言えばないに等しいレベルのダイエット効果しか得られません。

例えば、1時間EMSで体に電流を流し続けて、消費するカロリーは数kcalくらいです。脂肪は全く減りませんね。

さらに、EMSは火傷の被害が多発しています。EMSを何時間も連続使用していたら、EMSの電流が流れる部分と皮膚が接触する部分に火傷を生じるのです。

病院で火傷の跡が残ると言われた、という被害相談は後を絶ちません。

ダイエットベルトの効果は?

では、ダイエットベルトでお腹は痩せるのでしょうか。お腹のダイエットベルトにはブルブル振動をお腹に与えるもの、骨盤矯正を行えるもの、EMSタイプのものがあります。

EMSはお腹のダイエットに役立たない、と先ほど書きましたね。

では、ブルブル振動をお腹に与えるダイエットベルトの効果はどうでしょうか?

お腹の脂肪を減らすためには、自ら体を動かしてカロリーを消費する必要があります。カロリーを消費することに意味があり、カロリー消費によってのみ脂肪が減るからです。

ブルブル振動のダイエットベルトを付けてお腹を揺らしたところで、自ら筋肉を使ってお腹を動かしているわけではありません。

消費カロリーで言えばゼロです。ダイエットベルトで何時間ブルブル振動をお腹に与えても、お腹の脂肪は1gさえ減りません。

骨盤矯正タイプのダイエットベルトもお腹のダイエットには効果ゼロです。そもそも、骨盤矯正には全くダイエット効果がありません。

お腹のダイエットでマッサージは効果がある?

マッサージがお腹のダイエットにつながる、という誤解があります。例えば、お風呂などでお腹の脂肪を揉んで柔らかくすれば、お腹の脂肪が燃焼しやすくなる、などですね。

これは大嘘なので信じない方が無難です。

「お腹の肉が柔らかいと痩せやすい」、逆に「お腹の肉が柔らかいと痩せにくい」などの迷信が出回っていますが、脂肪に柔らかい、硬いといった状態はありません。

脂肪はカロリー消費で減るのであって、お腹の肉が柔らかい状態かどうかなど全く関係ありません。(そもそも脂肪に柔らかい、硬いの状態変化などありませんが。)

また、マッサージでお腹の脂肪を揉んでも、カロリーは全く消費しません。上に書いた通り、カロリー消費するためには、自ら筋肉を使ってエネルギー消費する必要があります。

マッサージで脂肪を揉んでも、自ら筋肉を動かすことにはならないですよね。(マッサージで腕を動かすのは筋肉を自ら動かす行為です。)

だから、お腹のダイエットにマッサージは全く効果がないのです。

もちろん、痩身エステでマッサージの施術を受けてもカロリー消費しないし、脂肪も減りません。

ちなみに、痩身エステの施術は全て詐欺です。

痩身エステでいかに脂肪が燃焼しそうな機械を使っていようと、汗が多量に吹き出そうと、施術を受ける人、自らが筋肉を使ってカロリー消費するわけではありません。

痩身エステに通いだすと食事制限や運動をさりげなく勧められますが、痩身エステで痩せた人というのは、エステティシャンの指導通りに食事制限や運動をこなした人です。

お腹のダイエットに効果がある方法は?

結局、お腹のダイエットに効果があるのは食事制限か運動です。摂取カロリーを減らすかカロリー消費するかで、お腹の脂肪を減らさないとダイエットにならないからです。

楽に痩せようとして、お腹のダイエットベルトやEMSなどのダイエット器具に頼りたい気持ちはわかりますが、ダイエット効果がゼロでも使う意味がありますか?

意味のないダイエット器具を使うより、食事制限や運動で少しずつでも着実にお腹の脂肪を減らしていくことが、確実なお腹のダイエットにつながるのです。

お腹痩せエクササイズの効果は?

お腹痩せダイエットのエクササイズとして出回っている情報は、運動量が少なくて消費カロリーの少ないものが大半です。

エクササイズでもヨガに近いもの(動物のポーズを真似る動物エクササイズなど)、呼吸法(呼吸をしながらお腹をへこませる)などは、お腹痩せ効果が低いエクササイズの代表例です。

逆にお腹痩せ効果が高いエクササイズとしては、エアロビクスなどの運動量(消費カロリー)が多いものが挙げられます。

しかし、基本的に運動だけで痩せるのは容易ではありません。というより、運動のみのダイエットはほぼ失敗するでしょう。

確実にお腹を痩せようとするなら、食事制限は必要不可欠です。